本文へ ナビゲーションへ
ここから本文です

日本のジェンダー格差是正に向けた国際共同研究プロジェクト開始

【発表のポイント】

  • 文部科学省「国際卓越研究大学」における研究等体制強化計画の一環で、ジェンダー研究における世界から最高水準の研究者を招聘しました。
  • 日本における「女性の管理職登用」「男性の育児参加」「進学選択の男女差」等の喫緊の課題に焦点を当て、実証的手法にもとづく政策インパクトの高い成果を目指します。

【概要】

国立大学法人東北大学大学院経済学研究科(研究科長:川端望)は、文部科学省「国際卓越研究大学」における研究等体制強化計画の一環として、日本のジェンダー格差是正へ向けた国際共同研究プロジェクトを本格始動し、3名の海外研究者、Marianne Bertrand 氏(シカゴ大学ブース?スクール?オブ?ビジネス教授)、Patricia Cortes 氏(ボストン大学クエストロム?スクール?オブ?ビジネス教授)、Jessica Pan 氏(シンガポール国立大学経済学部教授)を客員教授として招聘しました。

本プロジェクトは、5年間で総額約2億円規模の予算を投じ、ジェンダー研究における世界最高水準の研究者を招聘し、学術研究と政策提言の両面で日本社会のジェンダー課題に取り組むものです。特に、日本における「女性の管理職登用」「男性の育児参加」「進路選択の男女差」等の喫緊の課題に焦点を当て、実証的手法にもとづく政策インパクトの高い成果を目指します。

3名の研究者には、東北大学の若手研究者や大学院生に対する研究指導?教育活動にも参画し、本学の研究?教育力の一層の強化に貢献していただきます。

本プロジェクトのプロジェクトマネージャーは東北大学大学院経済学研究科の矢ケ崎将之講師が務め、研究の設計?実施?社会発信の面でプロジェクト全体の推進を担います。

■期待される成果
?ジェンダー経済学分野における東北大学の国際的地位の確立
?日本におけるジェンダー課題を対象にした研究の実施
?若手研究者の育成と国際的な研究環境の整備

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学経済学研究科 
政策デザイン研究センター
TEL: 022-795-3699
Email: pd-office*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)