本文へ ナビゲーションへ
ここから本文です

産官学連携で推進する「黒部川流域ネイチャーポジティブ?プロジェクト」環境省の公募事業「ランドスケープアプローチの実践事業」に採択 ?河川流域の企業や地域が連携する持続可能な新たなモデルの啓発へ ?

【本学研究者情報】

〇生命科学研究科 教授 近藤倫生
研究室ウェブサイト

〇グリーン未来創造機構 教授 藤田香
研究室ウェブサイト

【発表のポイント】

  • 黒部川流域での活動が「黒部川流域ネイチャーポジティブ(注1)?プロジェクト」として環境省の公募事業「令和7年度ネイチャーポジティブ地域づくり支援モデル事業(通称:ランドスケープアプローチの実践事業)」に採択されました。
  • 「ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点」は、宮城県南三陸町、佐賀県唐津市、富山県黒部川流域をはじめ複数の地域で地域サイトのモデル事業を展開しており、本件は国際的に注目されているランドスケープアプローチを、日本の流域で具体化する先駆的な試みです。

【概要】

東北大学大学院生命科学研究科の近藤倫生教授がプロジェクトリーダーを務める「ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点」(以下、NP拠点)の進める事業が、このたび環境省の公募事業「令和7年度ネイチャーポジティブ地域づくり支援モデル事業(通称:ランドスケープアプローチの実践事業)」に採択されました。

NP拠点は、全国に先駆けてネイチャーポジティブに関する産官学連携のモデルケースを作る事業を進めています。その一環で取り組んでいる黒部川流域では、企業?行政?研究機関?地域団体など多様なステークホルダーが参画し、自然と社会が共生する持続可能な地域モデルの構築を目指しています。今回の採択を契機に、地域の価値創造に繋がるネイチャーポジティブな未来づくりの重要性を社会や関連業界に広く啓発していきます。

図1. 「やすらぎ水路」の視察風景(黒部川流域)

【用語解説】

注1. ネイチャーポジティブ:"2020年を基準として、2030年までに自然の喪失を回復基調に逆転させ、2050年までに完全な回復を達成する"という世界的な社会目標。2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において新たに設定された。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(内容について)
東北大学ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点
広報事務局:上田 羊介
TEL: 022-795-6688
Email: yosuke.ueda.c1*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学大学院生命科学研究科広報室
高橋さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

sdgs_logo

sdgs14 sdgs15

東北大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています