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【現地開催】第16回MaSC技術交流会「高周波磁気損失 その鍵を握る磁歪を掘り下げる」

ポスター

発展著しいパワーエレクトロニクス?システムの小型?高周波化を図る上で、トランスやインダクタに用いるバルク軟磁性材料の高周波対応化と低損失化が求められています。スイッチング素子にSiCやGaNを用いるパワーエレクトロニクス回路の動作周波数は、数十kHzから数MHzとなっていて、軟磁性材料にはフェライトあるいはダストコアが用いられています。この周波数領域での軟磁性材料の鉄損は、ヒステリシス損失と古典渦電流損失に加えて、過剰損失(残留損失)が大きな割合を占めます。最近、過剰損失の発現に磁気弾性効果が大きくかかわっていることが明らかにされつつあり、高周波で用いる軟磁性材料の設計、開発を進めるにあたっては、磁歪の計測と振る舞いの理解が重要です。本シンポジウムでは高周波磁気損失の鍵を握る磁歪をテーマに取り上げ、磁歪の測り方から磁歪が過剰損失に与える影響、ダンピング定数との関係など、最新の研究成果発表と共に、今後のバルク軟磁性材料研究のありかたの討議を行います。

開催概要

日  時:2025年11月10日(月)13:00-17:00

開催形式:現地開催

会  場:東北大学 片平キャンパス さくらホール

定  員:150人

申込方法:申込フォームから

申込締切:2025年11月4日(火)

主催

東北大学 産学連携先端材料研究開発センター(MaSC)

問い合わせ先

産学連携先端材料研究開発センター(MaSC)連携推進室
森 綾香
TEL:022-217-3826
Email:masc-renkei*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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