本文へ
ここから本文です

訃報:岩崎俊一先生(東北大学特別栄誉教授)

東北大学特別栄誉教授である、岩崎俊一先生が2025年7月25日に逝去されました。享年98歳でした。

岩崎先生は、1949年に本学工学部通信工学科を卒業後、長年にわたり東北大学電気通信研究所にて研究?教育に従事する傍ら、1959年に工学博士の学位を取得し、1986年からは同研究所の所長を務められました。本学を退官後には、東北工業大学においても学長、理事長として教育改革など多大な貢献をされました。

1977年に発明された「垂直磁気記録」は、ハードディスクの記憶容量を飛躍的に向上させ、今日のデジタル社会の発展に不可欠な基盤を築きました。その功績は国内外で高く評価され、文化勲章、日本国際賞、ベンジャミン?フランクリン?メダルやIEEEマイルストーンなど、数々の栄誉に輝かれました。

また、研究に対する真摯な姿勢と先見性は、本学の「研究第一主義」「実学尊重」の理念を体現するものであり、今なお多くの研究者や学生に大きな影響を与え続けています。

岩崎先生のご功績とお人柄を偲び、心より哀悼の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

関連記事

問い合わせ先

総務企画部広報室
Email:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ